33.男性20代 心霊相談ー霊の声など聞いちゃいかん
霊の声、天の声210528
除霊、浄霊師の部屋にようこそ。
◆
九州から電話があった。「神島先生、おはようございます。
僕は今、長崎の工事現場にいます」
「ええっ?君は確か秋田の人、飛行機で心霊相談に来てくれた
んだよね。秋田の千秋公園は素晴らしい、なんて話をしたよね」
その心霊相談者は「背後の霊の声があまりに鮮明に聞こえる」
というので訪問してくれた。
背後の霊の声が聞こえる心霊相談者は
少なくない。たいがいが
自分の意思との狭間で精神的にパニックを
起こしている。良くないことである。
だが、彼は違った。その天の声(霊の声だが)は
自分を次代を背負う人間として選んでアドバイスしてくれているのだ、
と考えている。
だから僕への心霊相談も「けっして除霊はしてくれるな、浄霊はして
くれるな、自分の霊力が落ちてしまう」というのだ。ではなんのために、
飛行機に乗ってまで心霊相談に来たのか、というと、天から選ばれた
彼の力を僕や霊能者の宗先生に認めて貰いたいからだった。宗先生
など、あっさり「そりゃあ、あなた、力あるわよ。あるから聞こえるのよ」
なんて言う。だが、除霊、浄霊師の立場としては、「力」だと言って上げる
のは難しい。言いたい放題の霊の声に苦しんでいる人はあまりに多い
から。だが、独身の彼は、まあ、それをプラス思考と言えなくも無いが、
「僕は天に選ばれし者。よって天からの指示ある」と考えているようだ。
その彼が言う。「天の声が、『長崎に行け。お前の未来は開ける』と
言ったから来たんですが、暖かくて風光明媚、良いところです。坂が
多いのは欠点です。北朝鮮の地下実験、長崎原爆並みだそうですね。
でも、もう、長崎は原爆には襲われませんよね?やっぱ、こっち来て
正解みたいです」
あー、ノー天気な若者だ。でも幸せなら良いんじゃないかな。
ただし、本音は「霊の声など聞いちゃいかん」
ではまた次回
■神島に聞く mail
090-3085-9732
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