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2011年8月30日 (火)

90ウパニシャッドの世界(No.11)

「ヴェーダの教え」

さぁ~少し涼しくなってきました~

真言密教へ至る道へのご案内を続けることに致しましょう!

「ヴェーダの教え」

古代インドで、アーリア人に征服された土着の民族は、カースト制度の下、生まれた時から奴隷(使用人=シュ-ドラ)・不可触民(パーリア)でした。

(みなさん~テストの結果で成績が入れ替わるのとは、全然ちがいますよ~)

この世でのことは「偶然ではない、すべては過去、前世でなした結果であり、それは逆らうことのできない神が決めた宿命である」とされました。だからあきらめよと。

このことを納得させるために永遠の循環(サムサーラ)=輪廻転生説があったようなものでした。

(つまり、権力者が奴隷を隷従させる理論です)

古代インドの社会構造は、このような過去の善、悪の行為(業=カルマ)が,次の生涯の決め手になるという(権力者にとって)都合の良い宗教観の上に成り立っていたのでした。

(権力者にとって都合の良い宗教観!これはキリスト教も同じですよ~)

町中での不浄な仕事「辛い肉体労働・排泄物処理」などは不可触民にのみ課せられていました。

不浄な仕事は「人間の魂を不浄にさせる」と観るのです。

不可触民の階層なくしては、他のカースト階級の人々は「魂が不浄になること」から、わが身を護れなくなるのです。

不可触民の存在はヴェーダの宗教の観念論に則り、現実路線においてカースト階級制度内では絶対に必要な存在なのです。

(今でもこのカースト制度がインドに残されているのですよ~)

さらに、インド人の悲劇は古来、神神、魂の存在を固く、固く信ずる国民性にあったとも言えるようです。

このような社会の元では、不当・不正義・不平等・非合理が日常生活に発生するのは自明の理です。

(権力者の思いのままなんですから~)

低層庶民・大衆から「悲痛なる心の叫び」が上がるようになりました。

『アン』から『アートマン』への考察をしましたが、この「悲痛なる心の叫び」から『ウパニシャッド』の哲学が生み出されたのだということを忘れないで欲しいのです。

除霊 浄霊師の寺子屋 

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剣二郎シンプルプロフィール1

  • 半生
    神島剣二郎の修行と趣味の半生が 現在の私の基礎です。 神島剣二郎は父方先祖に神官を持ち、故郷伊那谷の八幡神社にて奇跡と神秘を体験し強烈な印象に残る。 しかし神仏系の道に入るのを拒み、大学で法律を学ぶ。在学中は体育会系のクラブ活動に熱中、合気道及び八光流柔術有段。大学卒後は金融機関勤務の道へ進む。 近年になり、宗優子とともにこの道に入る。

マスコミ出演

  • ニコニコ生放送・講演等
    テレビ東京 「ヴァンガ道」DAEGO氏 BeeTV 「パンサーの禁止事項」 「怪談供養の城」岩井志摩子氏

ももいろクローバーZ

  • ももクロと僕ら
    ももいろクローバーZ  映画「都市伝説・シロメ」に出演からのご縁です。 「シロメ」は・・・一生懸命に祈り・活きる者には願いを叶え、邪心もつ者の願いには、災いをもたらす神様です。 ある夜、ももクロ達一行は、そのシロメに会いに廃墟に向かい、"紅白初出場"を祈りました。恐怖の超常現象に出逢いながら。 同行は除霊・浄霊師、神島剣二郎と霊能者の宗優子。 監督はホラー映画の鬼才・白石晃士。テレビ史上、最も怖いドラマ、再放送は不可能!?とまで言われた「日本の怖い夜」(神島剣二郎・宗優子も出演)の監督。
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